福岡では冬になると「牡蠣小屋」と呼ばれるビニールハウスが漁港に出現します。特に福岡市の西にある「糸島市」は牡蠣小屋が盛ん。今回はその中でも西の方にある「岐志漁港」に行ってきました。
駐車場に停めてずらりと並んだ小屋を1軒ずつ見ながらぶらぶら散策。お店の前を通ると店員さんのアピール合戦が始まります。呼び込みは盛んですが、お隣のお店同士仲がよさそうな感じがしました。
カキの価格は1キロ1000円。これはどこも同じ(写真は2キロ)。違いはサイドメニュー、持ち込めるものの種類など。お店の前にたいてい看板があるので、じっくり見て入りましょう。中には中国語の看板があるお店もありました!
いざ、牡蠣小屋体験!
まず入り口でジャンバーを借りて着ます。これは洋服が汚れないために必須!汁が飛んだり煙がついたりするので、絶対着るべし。隣にいたモデルみたいにかわいらしいお姉さんもかっこよく着こなしていました(笑)
注文したのは「カキ」や「ホタテ」「かきご飯」などのセット。単品で「カキ」1キロもプラス。今回は牡蠣2キロを大人2人子ども1人で食べましたが、一番よく食べる中学生が事前にうどんを食べていたこともあり、若干控えめでした。よく食べるおうちならもっといくでしょうねー。
炭火は既に熱々の状態なので、運ばれてきたらどんどん焼いていきます。焼き方も書いてあるので、その通りに焼くと上手にできました(ちなみに書くと、最初は平らな方を下にして焼き、その後ひっくり返すそうです)。
ちなみにサイドメニューはこんな感じ。私と夫は素材そのものの味を食べたい派なので、シンプルなメニューのお店を選びました。が、チャーハンやグラタンなど、様々な牡蠣料理を出すお店もありましたよ。
カキの殻とその他のごみは分別する、などのルールにいちいち感心しながら、分別しながらどんどん食べます。結果、お会計は4人で5400円。上に書いたように中学生の息子が控えめだったとはいえ、このお値段でこの内容は大満足です。
今回伺ったお店(大栄丸さん)は「おにぎり」「調味料」「トッピング」のみ持ち込みOKでした(持ち込みの場合は90分)。この3つは持ち込み可能なものの定番だと思います。「おにぎり」は焼きおにぎりにすると美味しいですよー。
福岡市内から糸島市・岐志漁港へのアクセス
福岡空港や博多駅、天神から糸島市(岐志漁港)に行くには福岡市営地下鉄+筑肥線(相互乗り入れ)とタクシーを利用することになります。糸島市は「姪浜(福岡市内)」よりも西ですが、地下鉄がそのまま地上に出て運行するので乗り換える必要はありません(姪浜行きの場合は乗り換えが必要)。
「岐志漁港」は「筑前前原駅」からはタクシーで。
そのほかにもバスで行けるところ(唐泊)や駅から近い漁港(福吉)もあるので探してみてくださいね。
この地域はギャラリーや工房も多いし、海もとてもきれいなので、牡蠣だけではなく1日遊ぶのに持って来いの場所ですよー。